醍醐:「もうじき卒業だな。龍麻は将来何をするつもりなんだ?」
龍麻:「そうだね……世界征服とかいいかな」
醍醐:「……なんだと……?」
京一:「おっ、面白そうだな。俺も一口乗せてくれよ」
村雨:「その賭け、俺も乗るぜ!」
壬生:「表裏の龍は常に共にあるものだからね」
紗夜:「龍麻、それが貴方の進む《道》ならどこまでもついていきます」
舞園:「紗夜ちゃんがやるなら、わたしも微力ながらお手伝いします」
霧島:「龍麻先輩と京一先輩が決めたことですからね。僕も精一杯頑張ります」
裏密:「うふふふふ~、わたしの野望に一歩近づくわ~~」
紅井:「思い直すんだ皆!世界征服なんて企む不届きな輩はこのコスモレッドが許さないぞ!」
黒崎:「俺はひーちゃんと敵対したくない。だが、この身には正義の血潮が流れているんだ」
桃香:「そうよ!他の皆だって、きっと正義のために立ち上がってくれるわ!そうよねっ皆!」
如月:「僕は遠慮する。龍麻なら東京をひどいことにはしないだろうからね」
御門:「私もマサキさえ、無事であるならば問題はありません」
芙蓉:「わたくしは晴明様のお言葉に従います」
藤咲:「特に反対する理由も無いしね」
舞子:「結構おもしろそうだと思うんだけどなァ~」
雪乃:「夢をでっかく持つのはいいことだと思うぜ」
雛乃:「ふふ、龍麻さんならば本当に叶えてしまわれそうな気がしますものね」
マリイ:「マリイ、ヨクワカンナイ。デモ龍麻オニイチャンハ大好キダヨ」
アラン:「ハハハッ。ドウ思いマースか。ライト?」
雨紋:「どうったってなァ……」
弦月:「さわらぬ神に祟りなしっちゅーか……」
紫暮:「うむ。悪いが、俺は道場の方が忙しくてな……」
小蒔:「ボクもちょっと……」
紅井:「そんな……皆には正義の心はないのか?」
黒崎:「ふっ、正義の味方には常に孤独がつきまとうものさ。それでも俺達は絶対に悪に屈しない!!」
龍麻:「ふうん……俺と闘うつもりなんだ?」
紅井:「うっ……っ!!」
楽しげな龍麻の微笑にすでに気圧されているコスモレンジャー。この危機を乗り切ることはできるのだろうか。
桃香:「そうだわ!美里さんなら龍麻に拮抗できるでしょう?……あれ、美里さん?」
美里:「おねがい……皆、危ないことはやめて……」
木の影でそっと涙している美里。どうやら彼女は悲劇のヒロインに徹することに決めたようだ。
醍醐:「……頼む。どこまで本気なんだか誰か教えてくれ」
醍醐は話についていけない。がんばれコスモレンジャー。負けるなコスモレンジャー!地球の未来はキミタチに掛かっている!!!